では、脳と性行為の関係はどうなっているのでしょうか❓
一般に運動は、ストレスホルモンの分泌を促す(体に負担になる行為ではあるため)一方で、長期的な健康効果があり、学習能力や記憶力が向上する、という効能があります。
では性行為はどうなのでしょう。
で、ラットによる実験の結果なんですが…
🐀雄のラットに、発情期を迎えた雌のラットと、1度だけ交尾をさせると、雄のストレスホルモンは上がる一方、脳内の細胞が増えた。つまり、ストレスはかかるが、脳に良い影響がある。
🐀雄のラットに、発情期を迎えた雌のラットと、何度も交尾ができる環境を作ると、1度だけのときと比べてストレスホルモンは減り、脳内の細胞はより増えた。
🐀高齢のラットが2~4週間、毎日欠かさず交尾をすると、同じ状況にある若いラットと同程度、脳内の細胞が増えた。
つまりラットの場合、年齢に関係なく、性行為による脳へのよい効果はある、ということなのです。
パートナーとの親近感で、効果が変わることも判明…
それでは、人の場合は❓
2016年、オーストラリアで50歳以上の6000人分のデータを分析して、中高年以上の性行為が脳にもたらす影響を調べた研究結果は、こういうものでした。
✅人との交流が深まる性行為が、認知力低下を防ぐ。
✅性行為による脳への健康効果(神経発生を促すホルモンであるオキシトシンの分泌量)は、パートナーへの愛着や信頼があればあるほど増える。
ラットによる実験結果と同じような効果が見られただけでなく、パートナーとの親密な度合いもその効果に影響することがわかってきたのですよッ😉