もっと長いでそ。
みちは
都城市と曽於市の市境に、これから彼女が入るラブホテル「シャングリラ」はあった。
「みちはさん到着です。」
「はい…あっNHKさん。」
?
「ここから先の密着取材は…(苦笑)」
…
エッチでスケベな取材班は、肩を落とした。
「ラスト枠が終わったら事務所で会いましょうね。」
コクリ。
「シャングリラB-○、みちはさんが好きな逆夜這いのオプション入ってますね。」
「…濡れてきた///」ジュンッ
「エンジン掛かって良かったですね(笑)」
「それでは、がんばって(稼いで)きて下さい。」ニコッ
「イッて(稼いで)きます。」ガチャッ…バタン
ーー時計は19時を回った。
トントントントン(階段を駆け登る音)
ガチャッ「お疲れ様です!」
仕事を終えた彼女が事務所に戻ってきた。
その表情には少し疲れがうかがえるが、やりきった達成感と解放感も同時に滲み出ていた。
「ごめんなさいね、待ち長かったですよね。」
「もう、帰れますからね。」
「精算して次回の出勤を伝えてきます。」
ーー「では、お疲れ様でした。」
「みちはさん、お疲れ様でしたー。」
…バタン
「さぁ、帰りましょうね。」
「ちょっとすぐそこの、ローソンに寄らせて下さい。」
♪〜
一目散におにぎりが並ぶ売り場へ向かうと、海老マヨのおにぎりを4つ手に取った。
「海老マヨしか勝たん…」ボソッ
そのままレジ横のホットスナックコーナーから「からあげくんチーズ味」を取り出す。
「12??円です。」
「ペイペイで。」
「ありがとうございましたー、またお越しくださいませー。」
ガチャッ バタン
「お腹すいた!」
車に乗り込むと彼女は、余裕のない慌てた手つきでお握りの袋を破くと、勢い良く口に頬張った。
…
「退勤後、爆食いおばさんです(笑)」
「どうしても、我慢できない。」
「お見苦しい姿見せて、ごめんなさい。」
今日初めての固形の食事なんですと、彼女は言う。
「このアルバイトをするまでは、コンビニのおにぎりなんて高くて手が出せなかったんですけど…」
「今では簡単にコンビニで買い物するようになってしまいましたね…」
「あれだけ、金銭感覚が狂わないように気を強く持っていたはずなのに。」
そう語りながら彼女は、おにぎり4つとからあげくんをペロリと平らげた。
「お腹が満たされたので、これでやっと帰れます。」
「では、出発します。」
少しずつゆっくり復帰すると言いましたが、復帰初日にしては…なスケジュールですね。
でも、大変ありがたく嬉しいです。
また後々、本数減らしたり出勤時間短くする方向で調整したいと思います。
本日の殿方、宜しくお願いします。
写真は柚子皮の砂糖漬けのお菓子を買ったらパケ裏に載ってた、お爺ちゃん(他人)
いい笑顔じゃん?
守りたい、この笑顔。
みちは